介護崩壊~2040年への序章 フォロー

在宅医が「首都圏脱出」を真剣にすすめる理由

医療プレミア編集部
長く在宅医療に携わってきた小野沢滋医師
長く在宅医療に携わってきた小野沢滋医師

 医療、介護分野で人手不足が叫ばれている。多くの医療、介護難民が生まれることが予想される2040年にかけて、私たちは何を準備し、どんな選択をすればいいのか。専門家インタビュー第1回は、亀田総合病院(千葉県鴨川市)で在宅医療部門をけん引し、現在は神奈川県相模原市で在宅医療専門「みその生活支援クリニック」を運営する小野沢滋医師。人口動態に基づく医療、介護の将来予測と課題を聞いた。小野沢医師は「最大の問題はヘルパー不足。高齢者にとって、特に首都圏がもっとも危ない街になる」と警告する。その理由は?【毎日新聞医療プレミア/戸嶋誠司】

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