介護崩壊~2040年への序章

在宅医の質は千差万別「依頼の前に質問重ねて」

医療プレミア編集部
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 在宅医療を24年間続けてきた長尾和宏医師
 在宅医療を24年間続けてきた長尾和宏医師

 高齢化が進み、病院や施設ではなく在宅医療を受ける人が増えている。だが在宅医療が病院の医療とどう違うのか、私たちはよく知らない。医師をどう選べばいいのか、自宅で最期を迎えるためにどうすればいいのかを、兵庫県尼崎市で24年間在宅医療に携わる長尾和宏医師に聞いた。【毎日新聞医療プレミア/高木昭午】

 ――在宅医療が広がってきた理由と、その長所、短所を教えてください。

 ◆長尾和宏医師 進行がんや老衰など、“治らない病気”が増えたからです。病院に入院していても治療法がなく、さらに国が患者の平均在院日数を短くするよう誘導しているため、患者は病院に長くいられなくなってもいます。在宅で楽しく過ごすことを考えた方がいい患者が増えた、ということです。

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