今日のセカンドオピニオン

「息子の夜尿症が治らない」10代後半も2%の有病率

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【Q】17歳の息子の夜尿症が治りません。泌尿器科で診察を受け、アラーム療法もやりました。薬の治療で副作用が出て、今は様子を見ています。(奈良県香芝市、女性、49歳)

【A】夜尿症は5歳以上の小児が就寝中に尿を漏らす状態で、有病率は小学校入学時で10%超、10代後半で2%程度です。確立された主な治療法はアラーム療法と薬物療法で、水分制限も欠かせません。

 アラーム療法は尿漏れ感知センサーを下着に付け、鳴った時に起きて用を足すことを繰り返し、ぼうこうにためられる尿量を増やして漏れないよう鍛えるものです。

 薬物療法は、尿量を減らす抗利尿ホルモン薬「デスモプレシン」を1日1回就寝前に服用します。薬は段階的に減らしながら1年半ほどかけて治療します。水分の体への取り込みを増やして尿量を減らすため、夜間に水を多めに飲んでいる場合、体内の水分が過剰になる水中毒(希釈性低ナトリウム血症)という副作用の恐れがあり、相談者もこの可能性があります。

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