百寿者に学ぶ バランス健康術!

愛情ホルモン「オキシトシン」と食の深い関係

米井嘉一・同志社大学教授
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 2019年6月14~16日、第19回日本抗加齢医学会の総会が横浜市で開かれました。私が注目したのは、金沢大学・山本靖彦教授の講演「糖化研究からみえてきた愛情のサイエンス~AGEs受容体の生理的役割」でした。AGEs(エイジス)とは「終末糖化産物」のこと。近年老化の原因物質と考えられ、体に悪いと言われてきました。しかし、山本教授は「AGEsとその受容体には、愛情を豊かにする働きがあるのではないか」と、驚くべき報告をしたのです。かみ砕いて解説します。

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米井嘉一

同志社大学教授

よねい・よしかず 1958年東京生まれ。慶応義塾大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科内科学専攻博士課程修了後、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校留学。89年に帰国し、日本鋼管病院(川崎市)内科、人間ドック脳ドック室部長などを歴任。2005年、日本初の抗加齢医学の研究講座、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授に就任。08年から同大学大学院生命医科学研究科教授を兼任。日本抗加齢医学会理事、日本人間ドック学会評議員。医師として患者さんに「歳ですから仕方がないですね」という言葉を口にしたくない、という思いから、老化のメカニズムとその診断・治療法の研究を始める。現在は抗加齢医学研究の第一人者として、研究活動に従事しながら、研究成果を世界に発信している。最近の研究テーマは老化の危険因子と糖化ストレス。