環境と健康の深い関係

真夏の紫外線「浴び過ぎ」と「不足」にご用心!

遠山千春・東京大学名誉教授(環境保健医学)
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さまざまな肌の色をした人たち。写真左端の男女はスキンタイプⅠ、その右隣の男女はスキンタイプⅡ。以下、左から順にタイプⅢ~Ⅵの男女=写真はオーストラリア政府の説明資料から=(c)Commonwealth of Australia 2018 as represented by the Australian Radiation Protection and Nuclear Safety Agency (ARPANSA)
さまざまな肌の色をした人たち。写真左端の男女はスキンタイプⅠ、その右隣の男女はスキンタイプⅡ。以下、左から順にタイプⅢ~Ⅵの男女=写真はオーストラリア政府の説明資料から=(c)Commonwealth of Australia 2018 as represented by the Australian Radiation Protection and Nuclear Safety Agency (ARPANSA)

 もう梅雨明けですね。日焼けをする機会が増えることでしょう。日焼けはご存じのように、太陽光線が含む紫外線によって起きます。この紫外線は「浴び過ぎ」も、紫外線対策のし過ぎで「浴び足りない」のも、どちらも健康にマイナスです。この微妙なバランスについて説明し、読者それぞれの皮膚のタイプに合った「適切な浴び方」をご紹介します。

 私は1970年代から、公害・環境汚染・食品汚染の分野で研究と教育に携わってきました。重金属▽紫外線…

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遠山千春

東京大学名誉教授(環境保健医学)

とおやま・ちはる 1950年、東京都出身。東京大学医学部保健学科卒、ロチェスター大学大学院修了。筑波大学、北京大学、中国医科大学の客員教授。医学博士、Ph.D。国立公害研究所(現・国立環境研究所)領域長、東京大学医学系研究科疾患生命工学センター教授を経て、2015年4月より「健康環境科学技術 国際コンサルティング(HESTIC)」主幹。世界保健機関、内閣府食品安全委員会、環境省などの専門委員、日本衛生学会理事長、日本毒性学会理事、日本医学会連合理事などを歴任。