顎関節症は時間の経過とともに症状がやわらぐことが多いものの、日常生活の中で何気なく行っている習慣が症状の悪化を招くケースもあります。あごの関節や筋肉に負担をかける生活習慣を見直し、適切なセルフケアを心がけることで、予防・改善につなげていきましょう。
あごの痛みや異常により生活に支障が
顎関節症は、あごの関節や筋肉に異常や痛みが生じる病気で、口を開ける時にカクカク音が鳴る、口を開けるとアゴや周囲の筋肉が痛い、口が開かないという症状のどれかを持っている場合に診断されます。以前より20~30代を中心に女性に多く見られると言われていましたが、現在では40~60歳代にも見られることが多くなりました。次のような症状が見られる場合は、顎関節症の疑いがあります。
□口が大きく開かない(人差し指・中指・薬指の3本が縦に入らない)
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