百寿者に学ぶ バランス健康術!

健康だけじゃない「活動的85歳」になる三つの工夫

米井嘉一・同志社大学教授
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介護のいらない元気な高齢者に

 抗加齢医学は「健康を増進し、生活の質を向上させ、健康長寿を達成する」ことを目的とする学問です。わかりやすく言えば、いつまでも元気で若々しく、そしてハッピーであることを目指しています。決して不老長寿を目指すのではありません。はっきり言ってそれは無理。大切なのは健康長寿、そう、介護のいらない生活を目指すことです。今回は、私たち同志社大学生命医科学部抗加齢医学研究室の取り組みを紹介します。

 超高齢社会を迎え、高齢の要介護者増加は大きな社会問題になっています。要介護者になる原因で多いのは、…

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米井嘉一

同志社大学教授

よねい・よしかず 1958年東京生まれ。慶応義塾大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科内科学専攻博士課程修了後、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校留学。89年に帰国し、日本鋼管病院(川崎市)内科、人間ドック脳ドック室部長などを歴任。2005年、日本初の抗加齢医学の研究講座、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授に就任。08年から同大学大学院生命医科学研究科教授を兼任。日本抗加齢医学会理事、日本人間ドック学会評議員。医師として患者さんに「歳ですから仕方がないですね」という言葉を口にしたくない、という思いから、老化のメカニズムとその診断・治療法の研究を始める。現在は抗加齢医学研究の第一人者として、研究活動に従事しながら、研究成果を世界に発信している。最近の研究テーマは老化の危険因子と糖化ストレス。