現代フランス健康事情

認知症予防で大切なのは「人付き合いと社会参加」

竹内真里・パリ在住ライター
  • 文字
  • 印刷
夏のセーヌ川を進む船はツアー客でいっぱい。右奥に人工ビーチ=筆者撮影
夏のセーヌ川を進む船はツアー客でいっぱい。右奥に人工ビーチ=筆者撮影

 物忘れが激しい、やたらと物をなくす、判断力が低下した、経験した事をすっかり忘れている、固有名詞が出てこない――これって老化? それとも認知症? 誰もが年をとる。老いからは逃れられない。そしていつか認知症になるかもしれない。フランスも日本と同じく、認知症問題を抱えている。

2001年に認知症の国家戦略を立てたフランス

 日本の認知症患者数は、2012年の統計で約462万人、65歳以上の高齢者の7人に1人の計算だが、25年には5人に1人になると推計されている。

この記事は有料記事です。

残り2415文字(全文2644文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

竹内真里

パリ在住ライター

1978年千葉県生まれ。2000年から2002年までフランス南部マルセイユに滞在。その後、東京や香港でライターとして取材・執筆に従事。2015年に再びフランスへ。現在はパリ市内でフランス人の夫、娘と暮らしながら現地情報を発信している。