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iPS細胞で脊髄損傷の治療に新たな道が

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 万能細胞として期待の高いiPS細胞から神経幹細胞をつくりだし、移植して脊髄損傷患者の治療に用いる臨床研究が承認される見通しとなりました。臨床研究で効果がみとめられれば、新たな治療につながる可能性も出てきます。

 2018年11月、慶應大学の研究チームが申請した、iPS細胞を用いた脊髄損傷の治療の臨床研究計画が学内で承認を受け、厚労省の専門部会にかけられました。2019年2月に専門部会で認められ、同年、臨床研究が始まる見通しです。

 iPS細胞は、日本語にすると「人工多能性幹細胞」といい、皮膚などの体細胞に、わずかな因子を入れて培養することにより、細胞の情報がリプロミングされ、様々な組織の細胞に分化し増殖する能力、すなわち多能性をもつ幹細胞に変化させたものです。

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