
Q 娘(29)のおりものが多く、子宮頸(けい)がん検査で「中等度異形成の細胞がある。経過観察を」と言われました。他の医師に診せた方がよいでしょうか。(福島県、女性)
A 中等度の経過観察は妥当。高度になったら手術も選択肢の一つです。
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで起こります。ウイルスには150以上の型があり、そのうち15種類ががんになるリスクが高い型です。
HPVはありふれたウイルスで、性交経験のある男女なら誰でも感染の可能性があります。多くは一時的な感染ですが、持続感染をした場合、子宮頸部表面の細胞に異常な細胞が増えてきます。これが「異形成」です。
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