今日のセカンドオピニオン

多様な症状で歩行困難に「進行性核上性まひ」とは

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Q 3年前から「頭の中が揺れる感じがする」と訴えていた75歳の夫が進行性核上性まひと診断されました。服薬しても改善しないようです。(千葉県、女性)

A 国の指定難病で、直接効く薬はありません。筋肉維持が重要です。

 進行性核上性まひは脳の神経細胞が減り、代わりに異常な脳内たんぱく質が蓄積して起こります。MRI(磁気共鳴画像化装置)の画像では、脳の一部に萎縮がみられますが、初期段階では目立った変化がなく、早期の確定診断は困難です。発症の仕組みも不明で、国の指定難病になっています。

 転びやすいなどパーキンソン病に似た症状のほか、下を見るのが難しくなるなどの眼球運動障害や言語障害、軽い認知症などが代表的ですが、症状は多様です。徐々に歩行が困難になります。

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