今日のセカンドオピニオン

胸が痛くて受診したらまさかの診断「心室頻拍」

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Q 胸に痛みがあり、病院で不整脈の一つの心室頻拍と診断されました。抗不整脈薬はいろいろな副作用が出ると聞き、心配です。(大分県、女性、77歳)

A 全身に血液を送るポンプの役割を果たす心臓は、上部で発生する電気刺激で一定のリズムを刻んでいます。不整脈は本来とは違う場所から刺激が発生して、リズムが乱れた状態で、頻脈や徐脈、期外収縮などがあります。

 心室頻拍は心臓の下側にある心室という部分から早く電気が流れて起こる期外収縮です。胸の不快感や動悸(どうき)、痛みとして感じることがあります。 期外収縮の多くは、年齢や体質によるものですが、心筋梗塞(こうそく)や心筋症、弁膜症など元々心臓に病気がある人に心室頻拍が発生しやすいため、まずはこれらの基礎心疾患を調べます。

 心室頻拍の治療は原因や症状によって異なります。薬物治療では、脈拍を遅くするなど心臓の機能を抑える薬を使いますが、これらの薬の一部には甲状腺機能の悪化や間質性肺炎などの副作用のリスクがあります。ただし定期的な心電図測定や血液検査で状態を把握し、処方量や種類を調整するので心配はないでしょう。それでも心配なら、担当医に通常の診察とは別に時間を取ってもらい相談してください。 場合によっては、突然死予防の…

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