医療・健康Tips

超音波の利用で骨折の治療期間を短く

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 骨折治療は部位や程度にもよりますが、一般的に月単位の時間がかかります。しかし、近年、治療に超音波機器を用いることで、治癒までの時間を短縮できる場合があるといいます。どのような治療法なのでしょうか。

 若い世代ではスポーツや事故などで、高齢になってからは骨粗しょう症や転倒など、「骨折」のリスクは身近なものといっていいでしょう。一言で骨折といっても、皮膚や筋肉なども同時に損傷して、折れた骨が外から見える状態の「複雑骨折(開放骨折)」、皮膚が破れず外からは見えない「単純骨折(皮下骨折)」、完全に折れる「完全骨折」、ひびが入った状態の「不全骨折」など、骨折にはいろいろな種類があります。

 折れた骨が治癒するまでには、3つの段階をたどることになります。第1段階は炎症期と呼ばれ、傷ついた組織が炎症を起こし、腫れや痛みが強い時期です。この時期にはギプスなどで患部を固定し、骨がずれたり動いたりしないようにして骨を癒合(ゆごう)しやすくします。

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