
この連載ではこれまで「『かぜ薬』『胃薬』『睡眠薬』などの副作用で、認知症もどきの症状が出て、薬をやめるとあっさり回復した」事例を、いくつか紹介してきました。今回は、さらに他のいくつかの病気の治療薬でも、同じようなことが起こるという話をします。もとの治療薬を使うことが悪いわけではないのですが、こうした副作用が起きうると知っていれば、家族など周囲の人が「認知症じゃなくて副作用かな」と疑って、状況の改善につなげられるからです。
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