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中高年に多い「唾石症」 どう防ぐ

Q 唾石症と診断され、手術を受けました。以前も唾石を除去しています。食生活などの予防の注意点はありますか。(群馬県、男性、56歳)

A 通常、唾液は口の周りにある唾液腺で作られ、導管によって口の中に分泌されています。唾石は口の中の細菌の塊やはがれた導管の粘膜に、唾液中のリン酸カルシウムなどが沈着してできた粒状の塊で、唾液の停滞によってできやすくなります。

 多くは直径5ミリ以下ですが、数センチになることもあります。導管に唾石があると、食事の時に唾液が外に出られず、導管内の圧力が高まって一過性の痛みが出たりします。また細菌が入り込みやすくなり、感染や炎症を起こしやすくなります。

 大きな唾液腺には耳下腺、顎下(がっか)腺、舌下腺がありますが、唾石の多くは顎下腺に由来します。顎下腺でつくられる唾液は比較的粘りけが強いうえ、口の中につながる導管が長くて曲がっているため、唾液が管の中で停滞しやすいのです。

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