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白血病の最新治療 CAR-T細胞療法とは?

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 薬価が3349万円ということで話題になった、白血病や悪性リンパ腫に行われるCAR-T細胞療法。どのような治療法で、どのような白血病に有効なのでしょうか。そして薬価がここまで高額な理由は?

適応対象は二つ 患者の免疫機能を利用

 2019年5月に保険適用となった白血病治療薬のキムリア。適応となるのは、B細胞性急性リンパ芽球性白血病と、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫で腫瘍細胞のCD19陽性の場合の二つです。いずれも抗がん剤治療や造血幹細胞移植などを行っても改善されない難治性のケース、あるいは再発症例が対象です。B細胞性急性リンパ芽球性白血病の場合は投与時に25歳以下のみが適用となっています。

 キムリアを用いるのはCAR-T細胞療法と呼ばれる治療法で、患者の免疫機能を利用して、がん細胞を攻撃する免疫療法の1つです。

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