健康をつくる栄養学のキホン

菜食主義の人は脳卒中のリスク高い?

成田崇信・管理栄養士
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 「菜食主義の人は肉を食べる人に比べ、脳卒中のリスクが約20%高い」という研究結果を今年9月、英オックスフォード大学の研究者が発表し話題になりました。これまでは菜食主義の人に虚血性心疾患のリスクが低いという報告が多くあり、欧米では一般的に健康的な食生活と言われていました。

 今回の報告からどのようなことが示唆されるのか。私たち日本に暮らす人はこの結果をどう受け止めればいいのか。栄養学的な見解を述べてみます。

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成田崇信

管理栄養士

なりた・たかのぶ 1975年東京生まれ。社会福祉法人で管理栄養士の仕事をするかたわら、主にブログ「とらねこ日誌」やSNSなどインターネット上で食と健康関連の情報を発信している。栄養学の妥当な知識に基づく食育書「新装版管理栄養士パパの親子の食育BOOK」(内外出版社)を執筆。共著に「各分野の専門家が伝える子どもを守るために知っておきたいこと」(メタモル出版)、監修として「子どもと野菜をなかよしにする図鑑 すごいぞ! やさいーズ」(オレンジページ)などに携わっている。