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ハリケーン被災の糖尿病高齢者は10年後も死亡率上昇

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大木に乗り上げた5トントラック=米ルイジアナ州の漁村、エンパイアで、「カトリーナ」襲来から約2週間後の2005年9月、藤原章生写す
大木に乗り上げた5トントラック=米ルイジアナ州の漁村、エンパイアで、「カトリーナ」襲来から約2週間後の2005年9月、藤原章生写す

 ハリケーン被災後の最初の1カ月は、高齢の糖尿病患者の死亡リスクが40%上昇していたとする報告が、「Diabetes Care」9月23日オンライン版に掲載された。米南フロリダ大学のTroy Quast氏らの研究によるもの。

05年の「カトリーナ」などの影響を調査

 Quast氏らが着目したのは、2005年8月にルイジアナ州に上陸したハリケーン・カトリーナと、同年9月にやはりルイジアナ州に上陸したハリケーン・リタ。ハリケーンの強さを表すカテゴリーはどちらも最高レベルの5。カトリーナでは約1800人が死亡し、150万人が避難を強いられた。リタでは、約120人の死亡が報告されている。

 研究グループはメディケアのデータを用いて、被災地に住んでいた約17万人の糖尿病患者と、ルイジアナ州…

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