ギャンブル依存症と闘う

実効性ある対策を推進

和田明美
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米国でギャンブル依存症に取り組む民間団体「全米問題ギャンブル協議会」のメンバー(右)を招き、先進的な活動を紹介したセミナー=大阪市内で
米国でギャンブル依存症に取り組む民間団体「全米問題ギャンブル協議会」のメンバー(右)を招き、先進的な活動を紹介したセミナー=大阪市内で

 ギャンブル依存症回復支援に取り組む「ワンネスグループ」共同代表の三宅隆之さん(45)は、より確実な支援をするために2014年、精神保健福祉士の資格を取得した。また、米国で開かれた民間啓発団体「全米問題ギャンブル協議会(NCPG)」の総会に参加。そこで知り合った米国のギャンブル依存症回復プログラムの専門家を、スタッフのための研修講師に招いた。米国の事例を参考に、日本で家族や一般市民向けに無料セミナーを定期的に開き、大阪のミナミなど若者が集まる場所で啓発イベントも始めた。

 翌年、シンガポールのカジノを視察すると、ギャンブルの問題を抱える人が自らを入場禁止にするよう申し出…

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