仕事や家事の合間などに「眠くてたまらない」と感じた経験は誰にでもあるもの。しかし、会議の最中や車の運転中など、絶対に眠ってはいけない場面でも耐えがたい眠気に襲われる場合は病気の可能性が。生活の質の低下や思わぬ事故を防ぐためには、きちんと治療する必要があります。
自分でコントロールできない眠気は要注意
健康な人でも、午後は体内時計の働きによって一時的に眠くなることはあります。そんな時でも、仕事中など眠ってはならない場面では意志の力で起きていることができるもの。ところが、「大事な会議の最中なのに居眠りをしてしまう」「試験中なのに起きていられない」「仕事でパソコンに向かっていると強い眠気に襲われる」など、夜しっかり眠っているにもかかわらず眠気がコントロールできない場合は「過眠症」が疑われます。
日中の強い眠気によってQOL(生活の質)が損なわれたり、重症になると車の運転や機械の操作中などに事故を引き起こしてしまうケースも。周囲からは「不真面目」「甘えている」と思われることもあり、社会生活に支障をきたすことも少なくありません。
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