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地球温暖化は非常事態「すでに健康に打撃」

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 地球は「気候の非常事態」に直面しており、思い切った方策をとらなければ人類に計り知れない苦難がもたらされることになる――。そう主張する研究論文が「BioScience」11月5日号に発表された。この論文には世界153カ国の科学者1万1258人が賛同し、共同署名している。

 論文の筆頭著者である米オレゴン州立大学教授のWilliam Ripple氏は「気候変動による地球温暖化は飢餓や疾患を劇的に増加させ、既に人々の健康に打撃を与えている」と説明。その上で「気候変動は人類の心身の健康や幸福にとって重大な脅威となっている」と話している。同氏らの論文によれば、気候変動は多くの科学者の予測よりも早い段階から始まり、急速に進行し、その影響は極めて深刻なものだという。

 今回の警告は、トランプ政権が地球温暖化対策の枠組みであるパリ協定からの離脱を正式に通告した翌日に発せられた。Ripple氏らは、地球温暖化を遅らせるためには、以下の6つの政策を直ちに講じる必要があるとしている。

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