百年人生を生きる

自分で作る、自分のためのケアプラン

星野哲・ライター/立教大学社会デザイン研究所研究員
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全国マイケアプランネットワークが作った冊子=筆者撮影
全国マイケアプランネットワークが作った冊子=筆者撮影

 2021年度の介護保険制度改正に向けて厚生労働省の審議会などで議論が進む中、介護サービス計画(ケアプラン)の有料化が焦点の一つになっている。要介護度に合わせて必要なサービスの内容や時間を事前に決めるケアプランは、介護保険のサービスを利用する際の前提となる。ケアマネジャー(ケアマネ)に作成を依頼する人がほとんどだが、実は自分で作ること(自己作成)もできる。だが、今回の議論の中では自己作成廃止の意見も出ているという。そもそも自己作成にはどんな意義や課題があるのか、実践している人たちを取材した。

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星野哲

ライター/立教大学社会デザイン研究所研究員

ほしの・さとし 1962年生まれ。元朝日新聞記者。30年ほど前、墓や葬儀の変化に関心を持って以降、終活関連全般、特にライフエンディングについて取材、研究を続けている。2016年に独立。立教大学大学院、東京墨田看護専門学校で教えるほか、各地で講演活動も続ける。「つながり」について考えるウエブサイト「集活ラボ」の企画・運営も手がける。著書に「遺贈寄付 最期のお金の活かし方」(2018年、幻冬舎)「『定年後』はお寺が居場所」(同、集英社新書)「終活難民-あなたは誰に送ってもらえますか」(2014年、平凡社新書)ほか。