医療・健康Tips

口内炎とは違うふくらみ 粘液のう胞とは

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 口の中のできものといえば真っ先に口内炎を思い浮かべるかもしれませんが、実は口内で起きる炎症の原因はさまざまで、その中でもウイルス感染などによる口内炎以外でよく起きるのが「粘液のう胞(粘膜のう胞ともいう)」です。原因や症状、治療法は?

 「粘液のう胞」は、口腔内の粘膜にゼリー状の粘液がつまったふくらみができる病気です。下唇や頬(ほお)の内側の粘膜や舌下部にできることが多く、ウイルス性の口内炎では飲食でしみたり、痛みを伴ったり、赤くなったりしますが、粘液のう胞は、通常では痛みがほとんどなく、色も粘膜とほぼ同じで、周囲には異変が見られません。

 平均的な大きさは5~15ミリ程度の場合が多いですが、ふくらみはつぶれやすく、つぶれては再発を繰り返しているうちに大きく硬めになることもあります。原因がウイルス感染とわかっている場合を除けば、口内にできたふくらみはまず粘液のう胞ではないかと疑われるのが一般的です。

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