MRIの画像を専門医に送る医師
MRIの画像を専門医に送る医師

 認知症のような症状を起こす病気はいくつもありますが、原因疾患が「慢性硬膜下血腫」あるいは「正常圧水頭症」の場合は、手術で症状が軽減する可能性があります。これらの「治る認知症」を見逃さないためには画像検査が肝要です。今回は、認知症のような患者さんを診断する際の「画像検査の大切さ」についてお話しします。

この記事は有料記事です。

残り3651文字(全文3802文字)

小田陽彦

ひょうごこころの医療センター認知症疾患医療センター長

おだ・はるひこ 1977年、兵庫県西宮市出身。兵庫県立ひょうごこころの医療センター精神科医師。神戸大学医学部卒。医学博士。神戸大学医学部精神科助教、兵庫県立姫路循環器病センター等を経て2017年4月より現職。日本精神神経学会専門医・指導医。日本老年精神医学会専門医・指導医・評議員。著書に「科学的認知症診療」(シーニュ社、2018)