
救急車のサイレン音は、窓を閉めて運転しているドライバーには聞こえにくい。だから救急車の接近に気づかず、道を譲らない車が目立つ。元消防士の安田康晴・広島国際大教授(救命救急学)が、こんな問題提起をしています。車内でサイレン音の音量を測る実験をすると、会話やオーディオに比べて音が小さかったというのです。安田教授は「気づいてもらいやすくするため、音量アップも含めさまざまな工夫をすべきだ」と訴えています。
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