医療プレミア特集

がん治療 ネット情報を見極める

高木昭午・毎日新聞医療プレミア編集部
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インターネットにはがんに関する情報があふれている。ただし信頼できない情報も多い
インターネットにはがんに関する情報があふれている。ただし信頼できない情報も多い

 がん患者を食い物にする「インチキ治療」にだまされないで。お金ばかりかかって効果は望めません--。日本医科大武蔵小杉病院の勝俣範之・腫瘍内科部長がこう訴えています。「腫瘍内科医」として、抗がん剤によるがん治療を手がける勝俣さんは昨年末に、「正しいがん情報の見極め方」と題して同病院で講演しました。インターネットには、がん治療に関する情報があふれていますが、その中で「根拠のある情報」と「怪しい情報」をどう見分けるか。講演の内容を紹介します。

 日本人の約半数が、75歳までに、がんになると言われます。だいぶ治るようになりましたが、がんと診断された人たちの平均的な5年生存率は6割ぐらい。まだまだ、がんは難病です。

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高木昭午

毎日新聞医療プレミア編集部

たかぎ・しょうご 1966年生まれ。88年毎日新聞社入社。94年から東京、大阪両本社科学環境部、東京本社社会部などで医療や原発などを取材。つくば支局長、柏崎通信部などを経て、17年に東京本社特別報道グループ、18年4月から医療プレミア編集部記者。