実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

まだまだあります あなたを守る「5分の知識」

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
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診察室で顕微鏡に向かう谷口恭医師
診察室で顕微鏡に向かう谷口恭医師

 明けましておめでとうございます。この連載は、今年の夏で丸5年を迎えます。開始したのは2015年7月ですから、はや4年半が経過し、今回のコラムが193回目となります。それでもまだまだ、書きたいこと、読者に知っていただきたいことはたくさんあります。新年を機会に、過去の連載を振り返りながら、話題が尽きない事情をお話しします。

 連載開始当初は、この記事の担当編集者も私自身もこれほど長く続けるつもりはなく、せいぜい20~30回程度で書くことがなくなり終わるだろうと予想していました。その理由の一つは、私自身が大病院の感染症科で働く感染症専門医ではなく、クリニックに勤務する総合診療科医であり、つまり、この連載のテーマである感染症ばかり診ているわけではないからです。

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谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト