医療・健康Tips

握力が落ちると死亡リスクが高くなる!?

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 握力(あくりょく)はどのくらい? と聞かれても、子どもの頃の身体測定以来、測ったことがないという人がほとんどではないでしょうか。実は、握力が病気や寿命などの健康状態と関係しているという興味深い研究が複数あり、注目されています。

 握力は手で物を握る力ですが、全身の総合的な筋力との関連がわかっており、高齢者の筋力測定の指標としても用いられています。

 握力と健康や寿命に関連する調査は、多くの研究機関が行っています。日本では厚労省の研究班が、福岡県の40代以降を対象に20年間にわたって実施した追跡調査の結果が発表されています。これによると、握力の強さによって4段階に分けたグループのうち、握力の最も強いグループは最も低いグループよりも死亡リスクが約4割も低いという結果が得られています。

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