今日のセカンドオピニオン

間質性ぼうこう炎 その対応は

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Q 1日に10回以上もの排尿と、排尿前に痛みが時々あり、間質性ぼうこう炎と診断されました。治療や予後、食生活など注意することを教えてください。(福岡市、女性、78歳)

A 現時点では原因不明で根治することができないため、うまくつきあうことが肝要です。唐辛子やワサビなどの食べ物や濃い尿はぼうこうの粘膜にも刺激を与え、痛みを感じやすくなるので特に症状があるときは刺激物を極力控え、尿が薄くなるように水分を取ることを心がけましょう。

 間質性ぼうこう炎は、頻尿や尿意切迫感、尿がたまる時に痛むなどの症状が出ます。ぼうこうの粘膜に原因不明の炎症が起こる「ハンナ型」と、知覚過敏が主体の「非ハンナ型」の2種類があります。いずれも女性に多いとされ、ハンナ型には「ハンナ病変」という粘膜のびらんがみられます。

 間質性ぼうこう炎は、検査データだけでは特定できません。尿検査や超音波検査などをして、似た症状がある他の病気ではないことを確かめます。次に、ぼうこうの粘膜表層を調べます。元々ぼうこうに痛みを感じやすい病気なので、通常は麻酔下でぼうこうを膨らませて粘膜を観察し、出血やハンナ病変の有無を確認します。ハンナ病変があれば切除し、その後は痛みが改善することが多いです。

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