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緑茶をよく飲む50歳は余命が1年以上長い?

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 緑茶をよく飲む人は健康で長生きできる可能性が高いことを示唆する大規模研究の結果が報告された。中国医学科学院のXinyan Wang氏らが10万人超の中国の成人を対象に実施した研究で、緑茶を週3回以上飲んでいた人では飲む習慣がない人に比べ、心筋梗塞や脳卒中になる率が低く、50歳の時点での余命も約1年長いことが明らかになったという。研究結果の詳細は、「European Journal of Preventive Cardiology」1月8日オンライン版に掲載された。

 この研究は、中国における動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)リスクの予測を目的とするプロジェクト(China-PAR)に登録された中国の成人を対象にしたもの。解析の対象となった10万902人は、研究開始時に心血管疾患やがんに罹患していなかった。研究チームは質問票を用いて、対象者の飲茶習慣のほか、生活習慣や病歴などに関する情報を集めるとともに、体重、血圧、コレステロール値を測定し、緑茶の摂取量と心血管疾患および全死亡リスクとの関連を調べた。

 中央値で7.3年に及ぶ追跡期間中に、心筋梗塞や脳卒中などのASCVDイベントが3,683件生じた。緑茶を週3回以上飲む人は、まったく飲まない人や飲む回数が週に3回未満の人に比べ、心疾患や脳卒中の発症リスクが20%低く、致死的な心疾患や脳卒中による死亡リスクが22%低く、全死亡リスクが15%低かった。さらに、緑茶を週に3回以上飲む人では50歳の時点で、冠動脈心疾患や脳卒中を発症するまでの期間が1.…

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