医療・健康Tips

抗がん剤による脱毛を抑える機器とは

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抗がん剤治療に伴って起きる脱毛。多くの患者さんにとって心理的に大きな負担となる副作用の一つでしょう。2019年、国内で初めてこの脱毛を抑えることを目的とした医療機器が承認されました。どのようなものなのでしょうか?

乳がん治療薬では6~9割以上に脱毛症状

 抗がん剤によるがん治療では、薬のタイプによっては脱毛の副作用は避けられません。とくに乳がんの治療薬には約6割~9割以上という高率で脱毛症状が現れるものがあります。

 脱毛は副作用の中で最も心理的な負担が大きいと感じる患者さんが多い症状です。乳がんの女性患者を対象に、苦痛と感じる治療に関連する症状を調べた調査で、乳房切除の第2位を抜いて、脱毛が第1位になったという報告もあるほどです。

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