ヘルスデーニュース

居合わせたあなたが救う「突然心停止」した人の命

  • 文字
  • 印刷
人形を使って、胸骨圧迫による心肺蘇生を練習する人たち。胸の真ん中を強く押す。「ウサギとカメ」の歌や、アニメ「ドラえもん」の主題歌などのリズムに合わせてやるとよいという。
人形を使って、胸骨圧迫による心肺蘇生を練習する人たち。胸の真ん中を強く押す。「ウサギとカメ」の歌や、アニメ「ドラえもん」の主題歌などのリズムに合わせてやるとよいという。

 病院外で心停止を起こした米国人の生存率はわずか8%である。しかし、心停止の発生を察知して心肺蘇生(CPR)を行うことができるバイスタンダー(救急現場に居合わせた人)の数が増えれば、この数字は大いに改善する可能性があることが、バージニア大学の救急医William Brady氏らの研究で示された。研究の詳細は、「New England Journal of Medicine」12月5日オンライン版に掲載された。

 Brady氏は、広範囲にわたる医療訓練を受けていなくても、心停止を起こした人の命を救うためにできることとして、次の三つを挙げる。

1)意識消失、脈拍の消失、呼吸停止といった心停止の兆候を素早く察知し、緊急ダイヤルで通報する。

この記事は有料記事です。

残り1289文字(全文1608文字)