医療プレミア特集

競争率140倍超! 厚労省中途採用受験者の声

医療プレミア編集部
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就職氷河期世代を対象に正規職員を募集した厚労省の筆記試験=東京・霞が関で2020年2月2日(代表撮影)
就職氷河期世代を対象に正規職員を募集した厚労省の筆記試験=東京・霞が関で2020年2月2日(代表撮影)

 バブル経済崩壊後の就職難で正規雇用の機会に恵まれなかった「就職氷河期世代」を対象にした厚生労働省の中途採用選考が2日、東京都内2カ所であった。採用枠10人に対し、1436人が試験に臨んだ。「安定した職業に就きたい」という思いから受験した人が多かったが、競争率約140倍という狭き門に「宝くじを買うようなもの」「採用数が少な過ぎる」といった声も聞かれた。試験の後、会場の外で受験者に話を聞いた。【くらし医療部・梅田啓祐、矢澤秀範】

 政府は3年間で氷河期世代の正規雇用者を30万人増やすとしており、国家公務員の中途採用にも集中的に取り組む。筆記試験実施は厚労省が最初で、1906人が応募していた。世代を絞った異例の採用の背景には、非正規雇用や引きこもり問題を放置することによる将来の社会保障費増大の懸念がある。

 この日は約2時間、公務員に必要な基礎能力テストと作文式の筆記試験を実施。受験者によると、作文は少子高齢化や氷河期世代対策の課題や国の施策について書かせる内容だったという。

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