医療プレミア特集

新型肺炎「少し重いインフル」 現場医師の声

医療プレミア編集部
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新たに乗客41人の新型コロナウイルス感染が判明したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から、感染者を乗せて病院に向かう救急車=横浜市鶴見区の大黒ふ頭で20年2月7日、手塚耕一郎撮影
新たに乗客41人の新型コロナウイルス感染が判明したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から、感染者を乗せて病院に向かう救急車=横浜市鶴見区の大黒ふ頭で20年2月7日、手塚耕一郎撮影

 国内で新型肺炎患者の治療にあたっている国立国際医療研究センターの大曲貴夫・国際感染症センター長が毎日新聞の取材に応じ、患者の様子や医療現場の課題を語った。3人の患者の症例について「非常に軽い感冒(風邪)から、少し重いインフルエンザのような印象」とし、「中国で報道される患者も、我々が診ている患者もこの病気の一部。ただ、全体像はまだ隠れている」と語った。【くらし医療部・金秀蓮】

Q 実際に患者さんを診てどのような印象をお持ちですか

A 我々が持っている印象は少なくとも、中国で報道されているようなおどろおどろしい感染症のイメージとは少し異なっています。今月2日にあった日本臨床微生物学会でも「(報道と実際に診る患者とが)大きく乖離(かいり)している」とあえて言いました。非常に軽い感冒の方から、少し重いインフルエンザに近い方、ぐらいのところです。我々としてはすごく怖い、どんどん人が亡くなる病気というイメージは持っていないというのが…

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毎日新聞医療プレミア編集部は、国内外の医師、研究者、ジャーナリストとのネットワークを生かし、日々の生活に役立ち、知的好奇心を刺激する医療・健康情報をお届けします。