ヘルスデーニュース

毎日1個の卵 「体に悪くない」

  • 文字
  • 印刷

 1日1個の卵は健康に良いのか悪いのか――。長年議論されてきたこの問題に終止符が打たれるかもしれない。卵を1日1個食べても心臓に悪影響はないことが、マクマスター大学(カナダ)公衆衛生研究所(PHRI)の研究チームが実施した大規模研究で示された。この論文の筆頭著者であるMahshid Dehghan氏は「ほとんどの人において、たとえ心血管疾患や糖尿病の既往歴があっても、1日1個程度の卵の摂取で心血管疾患リスクや死亡リスクが増大することはない」と述べている。詳細は「American Journal of Clinical Nutrition」1月21日オンライン版に掲載された。

 この研究は、PHRIが実施した3件の大規模国際研究のデータを解析したもの。解析対象者は、6大陸50カ国の総計17万7000人以上に及んだ。

 その結果、卵の摂取量と死亡リスクや心血管疾患リスクとの間に有意な関連は認められなかった。また、卵の摂取量と血液中の脂質やその構成成分、あるいはその他のリスク因子との関連も認められなかった。これらの結果を受けてDehghan氏は「対象者の大半で卵の摂取量が1日に1個以下だったことを考えると、この程度の摂取量は安全だと言えるだろう」とし、「これらはゆるぎない結果であり、健康な人にも血管疾患のある人に…

この記事は有料記事です。

残り964文字(全文1525文字)