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新型肺炎「80歳以上で持病」優先下船へ 厚労相会見

医療プレミア編集部
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感染者が見つかったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」=横浜市鶴見区の大黒ふ頭で20年2月12日午前10時17分、小川昌宏撮影
感染者が見つかったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」=横浜市鶴見区の大黒ふ頭で20年2月12日午前10時17分、小川昌宏撮影

 厚生労働省は13日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、ウイルス検査で陰性となった80歳以上の乗客のうち、希望する人を14日から順次下船させると発表。加藤勝信厚労相は「引き続き船内の感染拡大防止に努めたい」と述べた。加藤厚労相の記者会見内容は以下の通り。【くらし医療部・村田拓也】

 ダイヤモンド・プリンセスに関して若干ご説明したいと思います。まず、ダイヤモンド・プリンセス号の乗員乗客の新型コロナの検査結果について、これまで492人を検査して174人について陽性であったことをご報告いたしました。今回新たに221人について検査をし、そのうち44人の方が陽性ということでありました。都合713人の方に検査をして、218人の方が陽性であることが確認されたところであります。今回陽性と確認された方も逐次、入院に向けて、手はずを整えているところであります。

 また医療機関に搬送した入院患者のうち、人工呼吸器を装着しているまたは集中治療室に入院している重症の方は、13日午前0時時点で、5人となっております。

 船内におられる乗員乗客の皆さんの健康を確保するということを最優先に取り組んでおります。乗客の皆さんには、ご自身の個室内で過ごしていただきつつ、発熱やせきなど呼吸器症状のある方についてはPCR検査(遺伝子検査)を実施し、陽性であれば、医療機関で治療するということを含め、船内での感染拡大、あるいは感染された方の早期の治療に向けて努力をしているところであります。一方で船内にはご高齢で、かつ基礎疾患を抱えておられる方もおられます。潜伏期間が経過するまで、…

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