
患者が重い肺炎で、新型コロナウイルスに感染しているかもしれない。検査して調べたいが、保健所がうんと言ってくれず、できない----。医師たちからこんな声が上がっています。風邪程度の軽い症状ならともかく、重症患者まで検査ができないのは困るというのです。日本医師会は「複数の地域から声が届いている。医師の検査依頼が断られた事例を集める」として2月26日から全国的な実態調査に乗り出しています。
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高木昭午
毎日新聞医療プレミア編集部
たかぎ・しょうご 1966年生まれ。88年毎日新聞社入社。94年から東京、大阪両本社科学環境部、東京本社社会部などで医療や原発などを取材。つくば支局長、柏崎通信部などを経て、17年に東京本社特別報道グループ、18年4月から医療プレミア編集部記者。
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