医療プレミア特集

新型コロナ 高齢者が気をつける点は?

医療プレミア編集部
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「復興の火」として東京オリンピックの聖火(右奥)が展示される会場では、新型コロナウイルスの世界的流行をうけ、入り口に消毒液(左)が置かれ、間隔をあけて並ぶよう呼びかけられた=岩手県大船渡市で2020年3月23日、和田大典撮影
「復興の火」として東京オリンピックの聖火(右奥)が展示される会場では、新型コロナウイルスの世界的流行をうけ、入り口に消毒液(左)が置かれ、間隔をあけて並ぶよう呼びかけられた=岩手県大船渡市で2020年3月23日、和田大典撮影

 新型コロナウイルスによる感染症は、高齢者の致死率の高さが問題となっています。感染症に詳しい新潟大名誉教授の鈴木宏さん(国際感染症学)に、高齢者が重症化しやすい理由や周囲が気をつけるべきポイントを中心に聞きました。【科学環境部・岩崎歩】

 Q:現在の感染状況をどのように捉えていますか。

 A:新型コロナウイルスによる感染症の流行の特徴として、クラスター(集団)感染の例がたくさんあることが挙げられます。感染経路が追えない事例が多くなっており、今後は知らない間に感染が広まっているという事態もあり得るでしょう。大規模イベントの自粛など感染や流行を抑える動きが全国的に広がっていますが、特に高齢者や持病がある人たちの感染をできるだけ少なくし、重症化させない、死亡させない取り組みが非常に重要です。

 Q:高齢者はなぜ重症化しやすいのでしょうか。

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