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残業が長い男性は疲れているが気分はハイ?

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 2015年から始まったストレスチェック制度で収集されたデータを解析した結果、残業時間が長いほど疲労や不安、いらいら感、抑うつ感などが強いことが明らかになった。しかし意外にも男性においては残業時間が長い人の方が、活気の低下が少ない(より活気がある)という関係が認められた。詳細は「PLOS ONE」3月3日オンライン版に掲載された。

 東京医科大学公衆衛生学分野の小田切優子氏、菊池宏幸氏らは、公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンターと共同で、残業時間とストレス反応の関係を検討した。検討対象は、2015年12月~2016年11月にストレスチェックを行った223社、9万5,004人のデータから従業員50人未満の事業所、パートタイム従業員、シフト勤務者、およびデータ二次利用拒否者を除いた117社、5万9,201人。ストレス反応の評価には、ストレスチェック推奨プロトコルに則し「職業性ストレス簡易調査票」のスコアを用いた。対象者の平均年齢は44.3±10.7歳、69.1%が男性、1カ月の平均残業時間は26.3±20.5時間だった。

 残業時間が20時間以下の人を基準とし、性別、年齢、職種、職務階級、雇用形態(正規か非正規か)、勤務時間(フレックスか否か)、企業規模、業種などの違いを調整した上でストレス反応を比較。すると、抑うつ感、疲労感、不安感、いらいら感、身体愁訴という5項目は、残業時間が長いほど強いという有意な関係が認められた。中でも疲労感は残業時間との関連が強く、21~30時間の残業でスコアが1.20倍、31~40時間…

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