実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

新型コロナ 「効く薬」の候補は?

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
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クイーンズ地区のエルムハースト病院に運び込まれる患者=米ニューヨークで2020年3月29日、隅俊之撮影
クイーンズ地区のエルムハースト病院に運び込まれる患者=米ニューヨークで2020年3月29日、隅俊之撮影

 目下のところ、新型コロナウイルスに対し、高いエビデンス(医学的証拠)をもって有効とされる薬剤はありません。しかし、有力視される薬が医学誌のみならず一般のメディアでも次々と紹介されています。今回は現時点で、どの薬がどれだけ期待されているのか、そして、すぐにでも使用すべき、あるいは入手しておくべき薬剤があるのかについて述べていきます。

 まずは、ここ1週間で急増している問い合わせについて紹介しましょう。それはBCGです。

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谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト