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減量目指す食事法「どれでも一時はやせますが」

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 新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着くまで自宅待機を要請される中、これを機に減量しようと思う人もいるかもしれない。だが、どのダイエット法が良いのだろうか? マクマスター大学(カナダ)のGordon Guyatt氏らが「BMJ」4月1日オンライン版に発表した研究結果によれば、答えは、短期的には「どの食事法でも良い」だが、長期的には「いずれにしても、1年以内に体重は元に戻ってしまう可能性が高い」ということになりそうだ。

 Guyatt氏らは、一般に広く浸透しているさまざまな食事法と、減量や心血管リスク因子との関連を調べた121件のランダム化比較試験論文をもとに、2万1942人(平均年齢49歳)のデータを解析した。対象者の食事法は、主要栄養素のパターン〔低炭水化物、低脂質、中程度の主要栄養素(低脂質に近いが、低脂質よりは脂肪摂取が多く、炭水化物摂取は少ない)〕、および一般的に知られている14種類の食事プログラム(アトキンスダイエット、DASH食、地中海食など)に従って分類された。

 DASH食や地中海食は、いずれも果物や野菜、全粒穀物、ナッツ、豆類、魚を積極的に摂取し、砂糖や脂質、赤肉の摂取を抑える食事法だ。これらは心血管の健康に良い影響を与えるとされている。しかし、Guyatt氏の説明によると、DASH食や地中海食により心疾患や脳卒中のリスクが低下することは、証明されていないという。

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