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治療のための薬で腎臓に障害が!?

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 治療のために使っている薬が原因で、腎臓に障害が起こることを「薬剤性腎障害」といいます。抗菌薬や鎮痛薬の成分、非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)なども原因薬物になり得るといいます。どんな薬にそのリスクがあって、どんな場合に腎障害を疑うべきなのでしょうか。

加齢や腎機能の低下で起きる

 治療のために服用した薬は、胃を通過し腸で吸収され、肝臓で分解し、必要な成分は血管を通って患部へ届けられます。最終的には、腎臓を通って主に尿で排泄されますが、一部、便や汗、涙、唾液、呼気中に排泄されるものもあります。

 高齢になったり病気のために腎機能が低下していると、特定の薬の投与によって腎臓に負担がかかり、新たに腎障害を発生してしまうことがあります。これを「薬剤性腎障害」と呼んでいます。

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