
「なかなか子どもができずに焦る」「そろそろ2人目の子が欲しいのに、妊娠しない」――。国立社会保障・人口問題研究所の第15回出生動向基本調査(2015年)によると、不妊を心配したことがある夫婦は35%で、実際に不妊の検査や治療を受けた経験がある夫婦は18.2%。5組に1組の夫婦が利用する不妊治療は、実際にはどのように進むのか。前回に引き続き、「生殖医療と家族のかたち」(平凡社新書)などの著書がある埼玉医科大学病院産婦人科教授の石原理さんに聞いた。
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