医療プレミア特集

札幌圏では広く患者の受け入れを

医療プレミア編集部
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検体採取の手順を実演する札幌市職員=札幌市中央区で2020年5月1日、岸川弘明撮影
検体採取の手順を実演する札幌市職員=札幌市中央区で2020年5月1日、岸川弘明撮影

 札幌市は大型連休中(4月29日~5月6日)の新型コロナウイルスの新規感染確認数が174人に上ったと明らかにした。人口10万人当たりでは8.83人と東京都の(4.94人)の2倍近く、全国主要都市の中で最多とみられる。札幌圏の医療提供体制は維持できるのか。市内の基幹病院の一つで、結核用の感染症病棟も持つ地域医療機能推進機構(JCHO)北海道病院の古家乾(ふるやけん)院長(専門は消化器内科)は「感染症の指定病院だけでは診きれず、医療機関が幅広くコロナ患者を受け入れる必要がある」と訴える。【北海道報道部・清水健二】

 札幌市内では4月9日に100人になった感染者が、その後の1カ月で5倍以上に増えた。2~3月の感染拡大がいったん収まった後に「第2波」が来た理由の一つに、古家院長は「PCR検査の遅れ」を挙げる。

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