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検査で見つかりにくい外傷性脳損傷とは

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 日本ではまだ認知度の低い「軽度外傷性脳損傷」。交通事故などの外傷によって脳が損傷を受け、さまざまな症状が現われます。同じような疾患である「高次脳機能障害」とはどう違うのでしょうか。またどんな治療法があるのでしょうか。

診断基準も定義も日本では…

 軽度外傷性脳損傷は、世界保健機関(WHO)の定義では、「外部から頭部にもたらされる機械的なエネルギーによって引き起こされた急性の脳損傷」となっています。残念ながら日本での定義や診断基準はまだ確立されていません。そのため、実際にはWHOの定義や診断基準が用いられています。

 診断基準として、次の3点があげられています。

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