実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

新型コロナ 感染防止に自信が持てる知識と習慣

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
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 新型コロナウイルスの感染者の特徴のひとつは「医療者に多い」ということです。これに対する世間の目は厳しく非難の声が少なくありません。「どうして専門家なのにうつってしまうんだろうっていう疑問は拭えないよね」と発言したテレビのパーソナリティーもいるとか……。一方では「いつ自分自身が感染するかもしれない状況のなかで働かれている姿に感謝します」というメールを本サイトの読者からもいただいています。この場を借りてお礼申し上げます。

 新型コロナの感染者に医療者が多いのは事実です。数字をみてみましょう。6月4日付の読売新聞の記事によると、日本国内の、5月31日までの感染者1万6558人の中で、職業についての情報が公開されている約1万2800人を同紙が分析したところ、1590人が医療従事者でした。米疾病対策センター(CDC)のデータによれば、米国で4月9日までに報告された全感染者31万5531人中、9282人が医療従事者です。

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谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト