“子ども食堂”の時代―親と子のSOS―

新型コロナ 必要な情報共有を

可知悠子・北里大学講師
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 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言は解除されましたが、雇用の厳しい状況が明らかになっています。3月に掲載した連載第13回「経済危機から命や健康を守るために」では、新型コロナウイルスとの闘いで経済が低迷すれば、働き盛りの人々とその子どもたちの健康が脅かされることが懸念されるとお伝えしました。3カ月前の予測が、現実味を帯びてきています。今回は、最近の雇用情勢と自殺などへの影響についてお伝えし、感染拡大を防ぎながら雇用も守るために、何が必要かを考えます。

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可知悠子

北里大学講師

かち・ゆうこ 東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。2006年から10年間、臨床心理士として子どもや女性のカウンセリングにあたる。帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座助教、日本医科大学衛生学公衆衛生学教室助教を経て、18年4月から北里大学医学部公衆衛生学単位講師。東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学教室客員研究員、国立成育医療研究センター社会医学研究部共同研究員、首都大学東京客員准教授。共著に「子どもの貧困と食格差~お腹いっぱい食べさせたい」(大月書店)。自身も3歳児の子育て中。労働者とその子どもの健康の社会格差をテーマに研究を行っている。