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新型コロナ 休校で肥満の子が増える?

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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大抑止のための学校の休校が、仮に年末まで続いた場合、肥満に該当する子どもが約2.4%増加するとの予測データが発表された。米ワシントン大学のRuopeng An氏の研究によるもので、「Journal of Sport and Health Science」5月23日オンライン版に掲載された。

 米国ではCOVID-19パンデミック以前の2017~18年の統計で、2~19歳の18.5%に当たる1370万人が肥満であり、公衆衛生上の問題となっている。米国保健福祉省では子どもの身体活動として、1日に中~高強度の運動を少なくとも60分間行うことを推奨しているが、これを満たしているのは4分の1未満であることが報告されている。COVID-19による休校が、これに拍車をかける可能性がある。

 An氏は、米国教育省による2010~11年の小児対象縦断研究に登録された1万5631人のBMI<体格指数、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)>や体重などに関するデータを基に、休校による小児肥満への影響を予測するシミュレーションモデルを作成。以下の4つのシナリオによる2021年3月までの小児肥満増加率を予測した。

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