ER Dr.の救急よもやま話

新型コロナ 感染防止と熱中症予防

志賀隆・国際医療福祉大医学部救急医学教授(同大病院救急医療部)
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 もう夏ですね。熱中症が心配な季節になりました。いつもの年なら「服装や過ごし方を工夫して少しでも涼しく過ごしましょう」というところですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、マスクが必要な場面が増えています。そしてマスクをすれば暑く感じます。熱中症予防と新型コロナ対策は、どのあたりでバランスをとったらよいのでしょうか。

 先日、40代の男性が救急搬送されてきました。週末に久しぶりにテニスをしたところ、2ゲーム目に意識を失い倒れたとのことでした。倒れた際に頭部を打っていて、「何ゲーム目までテニスをしていたかを忘れてしまった」と話したと救急隊からの情報にありました。

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志賀隆

国際医療福祉大医学部救急医学教授(同大病院救急医療部)

しが・たかし 1975年、埼玉県生まれ。2001年、千葉大学医学部卒業。学生時代より総合診療・救急を志し、米国メイヨー・クリニックでの救急研修を経てハーバード大学マサチューセッツ総合病院で指導医を務めた救急医療のスペシャリスト。東京ベイ・浦安市川医療センター救急科部長などを経て20年6月から国際医療福祉大学医学部救急医学教授(同大学病院救急医療部)。安全な救急医療体制の構築、国際競争力を産み出す人材育成、ヘルスリテラシーの向上を重視し、日々活動している。「考えるER」(シービーアール、共著)、「実践 シミュレーション教育」(メディカルサイエンスインターナショナル、監修・共著)、「医師人生は初期研修で決まる!って知ってた?」(メディカルサイエンス)など、救急や医学教育関連の著書・論文多数。