
女性やカップルなどの健康状態をチェックする「プレコンセプションケア」外来が、産婦人科や生殖医療機関を中心に広がってきている。コンセプションは英語で「受胎」を意味し、直訳すれば赤ちゃんを授かる前のヘルスケアだが、妊娠可能なすべての女性が自分の健康管理のために受けてほしいケアだという。2015年に日本初のプレコンセプションケアセンターを立ち上げた、国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター母性内科診療部長の荒田尚子さんが、その内容と必要性について解説する。
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